

マスカレード・ゲーム
東野圭吾 出版社/集英社 価格/¥990
解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。累計500万部突破シリーズ、総決算!


街とその不確かな壁上下
村上春樹 出版社/新潮社 価格/¥990
十七歳と十六歳の夏の夕暮れ、きみは川べりに腰を下ろし、〝街〟 について語り出す――それが物語の始まりだった。高い壁と望楼に囲まれた遥か遠くの謎めいた街。そこに“本当のきみ”がいるという。<古い夢>が並ぶ図書館、石造りの三つの橋、針のない時計台、金雀児(えにしだ)の葉、角笛と金色の獣たち。だが、その街では人々は影を持たない……村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。


棘の家
中山七里 出版社/KADOKAWA 価格/¥902
穂刈は、クラスで起こるいじめに目を逸らすような、事なかれ主義の中学教師だった。しかし小6の娘がいじめで飛び降り自殺をはかり、被害者の親になってしまう。加害児童への復讐を誓う妻。穂刈を責める息子。家庭は崩壊寸前だった。そんな中、犯人と疑われていた少女の名前が何者かにインターネットに書き込まれてしまう。追い込まれた穂刈は、教育者としての矜持と、父親としての責任のあいだで揺れ動く……。
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一次元の挿し木 | 松下龍之介 | 宝島社 | ¥900 | |
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くますけと一緒に | 新井素子 | 中央公論新社 | ¥968 | |
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#真相をお話しします | 結城真一郎 | 新潮社 | ¥649 | |
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金環日蝕 | 阿部暁子 | 東京創元社 | ¥990 | |
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君のクイズ | 小川哲 | 朝日新聞出版 | ¥792 | |
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チンギス紀七 | 北方謙三 | 集英社 | ¥935 | |
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夜の道標 | 芦沢央 | 中央公論新社 | ¥1,012 |