透明な螺旋
東野圭吾 出版社/文藝春秋 価格/¥880
南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。捜査にあたった草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に行きつく。草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、彼はそこ、横須賀のマンションで意外な生活を送っていた――。巻末に短篇「重命る(かさなる)」を特別収録。
探花 隠蔽捜査 9
今野敏 出版社/新潮社 価格/¥825
横須賀基地付近で殺人事件が発生。竜崎は米海軍犯罪捜査局からリチャード・キジマ特別捜査官の参加を認め、異例の日米合同捜査が始まった。その一方、同期キャリアで腹の内を見せぬ男、八島圭介が警務部長として県警本部に着任。八島には前任地福岡での黒い噂がつきまとっていた。合同捜査が生む軋轢、殺人事件の波紋。神奈川県警刑事部長・竜崎伸也は、頭脳と決断力で難局を打開してゆく。
母の待つ里
浅田次郎 出版社/新潮社 価格/¥825
40年ぶりに帰るふるさとで待っていたのは、初めて会う〈母〉だった――。大企業の社長として孤独を抱える松永徹。退職と同時に妻から離婚された室田精一。親を看取ったばかりのベテラン女医・古賀夏生。人生に疲れた三人が選んだのは「里帰り」だった。囲炉裏端に並ぶ手料理や不思議な昔話。母と過ごす時間が三人を少しずつ変えていく……すべての人に贈る感涙の物語。ふるさとを、あなたへ。
百年の孤独 | ガブリエル・ガル | 新潮社 | ¥1,375 | ||
香君1・2 | 上橋菜穂子 | 文藝春秋 | ¥792 | ||
フェイクフィクション | 誉田哲也 | 集英社 | ¥1,100 | ||
愚王 勘定侍柳生真剣勝負 八 | 上田秀人 | 小学館 | ¥781 | ||
あらたなる日々 | 柴田よしき | 角川春樹事務所 | ¥770 | ||
方舟 | 夕木春央 | 講談社 | ¥913 | ||
子宝船 きたきた捕物帖 二 | 宮部みゆき | PHP研究所 | ¥1,078 |