

成瀬は天下を取りにいく
宮島未奈 出版社/新潮社 価格/¥693
「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説!2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。発売前から超話題沸騰! 圧巻のデビュー作。


ババヤガの夜
王谷晶 出版社/河出書房新社 価格/¥748
お嬢さん、十八かそこらで、なんでそんなに悲しく笑う?暴力を唯一の趣味とする新道依子は、関東有数規模の暴力団・内樹會にその喧嘩の腕を買われる。会長が溺愛する一人娘の運転手兼護衛を任されるが、彼女を苛酷な運命に縛りつける数々の秘密を知り―。血が逆流するような描写と大胆な仕掛けで魅せる不世出のシスター・バイオレンスアクション!


国宝上下
吉田修一 出版社/朝日新聞出版 価格/¥880
1964年元旦、侠客たちの抗争の渦中で、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の家に生まれながらも、その美貌を見初められ、上方歌舞伎の大名跡の一門へ。極道と梨園、生い立ちも才能も違う俊介と出会い、若き二人は芸の道に青春を捧げていく。
![]() |
一次元の挿し木 | 松下龍之介 | 宝島社 | ¥900 | |
![]() |
数学の女王 | 伏尾美紀 | 講談社 | ¥935 | |
![]() |
青瓜不動 | 宮部みゆき | KADOKAWA | ¥1,100 | |
![]() |
いつまで | 畠中恵 | 新潮社 | ¥693 | |
![]() |
8番出口 | 川村元気 | 水鈴社 | ¥977 | |
![]() |
妖の絆 | 誉田哲也 | 文藝春秋 | ¥902 | |
![]() |
この夏の星を見る上下 | 辻村深月 | KADOKAWA | ¥902 |